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congiroのパラレルワールド:日本酒と焼酎の未来ものがたり

〜某県某所にある日本酒と焼酎を生産する紺緋色酒蔵にて〜



「えー、本日は〜、当蔵で働くことになった海外からの2名を紹介する。」


ざわざわ


「中国からやってきたヤン君と、韓国からやってきたパク君だ。
ヤン君は日本酒製造について、パク君は焼酎製造についてそれぞれ学ぶことになる。
みんな仲良くするようにな!」


「ヨロシクオネガイシマス」「ヨロシクオネガイシマス」



2人はとても勤勉で、みるみるうちに技術を吸収していった。



「ヤンもパクも熱心だよな!俺も助かるよ!」
「コンヒーロサンノ、オカゲデス。」
「コノクラノ、ミナサン、イイヒトバカリデス。」


「ところでヤン君、パク君、君達は将来どうするんだい?」
「ワタシハ、チュウゴクデ、ニホンシュヲツクリタイデス。」
「ボクハ、カンコクデ、アタラシイショーチューヅクリヲ、シタイデス。」
「そうか!頑張れ!応援するぞ!」
「ハイ!アリガトウゴザイマス!」
「ボクモ、モットモットガンバリマス!」
「ハハハハハハ!」




そして数年後。


「ヤン君、パク君、君達はとても頑張った!」
「コンヒーロサン…(涙)」
「私は君達が将来成功する事を、ここ日本から祈っているよ!」
「コンヒーロ…サ…ン(泣)」
「君達は遠く離れても俺の家族だッ!(大号泣)」


堅く抱き合う3人。




そして、時は経ち…。


紺緋色酒蔵は経営がうまく行かず、多額の負債を抱え廃業。
永きわたる蔵の歴史に幕を閉じた。


「あなた…」
「うむ…」
「これからどうするの?」
「どうしような。俺とお前だけなら何とかなるだろう。」


二人は取り壊される蔵を遠くから眺めている。




そして数年後。


「あなた、このニュース見て。」
「おお、パク君じゃないか!ちょっと老けたかな、ハハッ!」
「なになに…韓国で本格焼酎作りが盛ん…ふむ。夢は焼酎で世界制覇する…です。か」
「パク君、大手酒蔵メーカー○○のトップになったそうよ…」
「そうかぁ…頑張ったんだなぁ…」



数日後。


「あなた!あなた!テレビにヤン君が出てるわ!」
「おお、ヤン君まで!ハハッ!こんなに腹出ちゃってまぁ!」
「ヤン君も○○酒有限公司董事長ですって!」
「なになに、世界一の酒蔵メーカーになる!…か、すげぇなぁ。」


「二人とも、頑張ってるんだなぁ…」





そしてさらに時は経つ。


中国と韓国から日本酒と本格焼酎が輸入されるようになる。
種類は豊富、品質は最高、そのうえ値段は日本の三分の一以下と超破格!
完璧なマーケティングによる革新的広告展開で、日本国内のアルコール消費量は超増大。
そんな中、日本国内で生産されている日本酒と焼酎は売り上げを大幅に落としていく。
経営が立ち行かなくなり、廃業する蔵が一気に増加。



「あなた…」
「う、うむ…」




そしてさらに数年後、両社は一気に攻勢をかける!
日本国内の酒蔵が壊滅的状態に。


「あなた…」
「…」




そして、数年後。
中国と韓国のメーカーは価格吊り上げ!


「あなた…」
「ハハハハハハー!」


〜END〜