えーと、豊盃はここで語るのは初めてだけど、色々飲んだことがある。
非常に青森らしく、そして美味い酒である。
こういう出だしだから何となくわかんだろ。
これはあんまりうまくないんだよ。
うまくないと言うか、まずくない止まりと言うのが適切かもしれんな。
とりあえず豊盃の味はすんのよ。一応ね。
だが、やっぱ違うんだ。なんか惜しいんだ。
何かが色々足りないんだ。
なんでこれが美味くないのかというのは理由がある。
これは2010年に記念に造ったチャレンジ銘柄なのだ。値段も2010円。
何かの10周年記念ってことで、その年に一回造ったきりのお遊びみたいなもんでな。
お遊びというのも変だけど、まぁ実験みたいな銘柄なのよ。
一回こっきりの作品ってのは、たまに当りはあるけどハズレが多い。
これはハズレとは言わんが当りではない。
でも俺が後悔してるかっていうとそんなことはない。
チャレンジとかお遊びの要素が無いとやっぱつまんねーしな。
それに付き合わされる消費者は可哀想という意見もあるやもしれんが、
俺はこれがそういう酒だと知ってて買ってるから問題ない。
ちゃんと酒屋がその事を教えてくれたからな。
というか、俺は実験銘柄はよく買っては失敗している。
だけど楽しいんだよ。
ごくごくたまに「ここを経てあれに到達したのか!」とかあるしな。(妄想かもしれん)
そういうマニアの喜びみたいなのは満たせたとは思う。だからいいのだ。
この商品はもう買えないから、ここでわざわざ言うことも無いんだけどな。
一般の方におかれましては、普通に豊盃のレギュラー商品飲むとヨロシイのではないか。
そう思うcongiroでした。
ちなみに裏ラベルは元々無いので写真も無いぞ。