ちなみに今年の初めにも同じの書いたけど、今度は一升瓶で買ってきたので。
もう一度試してみた。
今年の初めに書いたやつはこれね。
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20110121
前回は即飲み干しちゃったので、真偽の程がよく分からなかった。
しかし、今度は一升瓶なので、いろいろ分かるだろうとね。
山奥で造ってるような知名度の低い日本酒ってのは全国にまだ結構あると思うのだけど、
たいていそういうのは言っちゃあ悪いけど田舎酒の味わいの範疇を出ないことが多い。
(もちろん悪いことではない。朴訥なもったりした味わいってことな。)
だが、こいつはどうだ!?
これもまさに山懐の田舎で造られている酒ではあるのだが、
正直言って山奥で埋もれるようなタイプの日本酒ではない。
シャープで柔らかくて、乳〜酸〜菌〜!って感じの良い酸味があってよ。
とにかくスイスイとイケるわけですよ。
田舎の酒なのに都会的な味わいといった印象がなくもない。
俺の勝手に思ってることなんだがな。
山廃とか生もととかって、割かしマニア向けの印象があるのよね。
だから、山廃・生もとはマニアの多い土地でしか流通させてない印象があってさ。
そこにこの千羽鶴ですよ!
(なんか最も南で造られている生もとらしい)
流通が限られてるから、大分人の一部以外は誰も知らない日本酒。
たぶん蔵元がそんなガツガツしてなくて東京を目指そうとか思ってないんだろう。
大分でしか見ないというのがもったいないな〜と思いつつ、
こういう酒が誰にも知られずにひっそりと存在していることもまた良いのかなぁ。
と、思ったりするわけですよ。
ちなみに俺はこれ大好きでな。
蔵元で6本買ってきたよ。