なんと!1升1500円で買えてしまう福光屋の純米酒。
スーパーの安売りで見かける安酒じゃなくて、ちゃんとした純米酒だぞ。
最初に言ってしまうが、別にこだわりをもって飲むようなうまい酒ではない。
「何時でも何処でも誰とでも」みたいな酒だ。
こだわりの銘酒ってのも良いし、趣味丸出しの酒も良いんだけど、
こういう簡単に手に取れる『ほどほどの酒』って良いと思うのよね。
いわゆる本格派な人たちはこういうの褒めないだろうけどね。
んでな、この酒なんだけど、肩掛けラベルが物語ってるんだけど、
みんなでワーって時に飲むのに丁度良い感じだと思う。
「こういう時に飲みたい!」っていう感じじゃなく「とりあえずこれで!」って酒。
全然褒めてるように見えないけど、これはちゃんと褒めてるつもりだよ。
シーンを選ばず値段も安くて味もそこそこ。
最近はこういうの探そうと思ったら大変なんだよ。
もっとこういう酒があってもいいと思う。
っていうか、福光屋みたいな蔵が日本酒界をリードしたら良いのにとすら思う。
俺にとってこの蔵は、
造りにこだわりを見せつつ売ることもしっかり考えているって印象。
未来を考える上で避けては通れない事をやっている蔵。
ノンアルコール日本酒とか(まずかったけど)造ったり、
他色々チャレンジングなことやったりするところも良し。
ちなみに、俺はこれ飲んだとき回転寿司に凄く合うと思った。
俺んちには濃い酒ばかりで寿司に合う酒が無かったので、丁度良いなーと思った。
さすがに高めの寿司だと気後れせんでもないけど、
回転寿司に合わせるならこれは丁度良いんじゃないかな。
この純米酒自体はそんなにうまいうまい!言って飲むモンじゃないんだけど、
ちゃんとこだわりの名酒もあるのよ。
それは今度な。(写真の裏に隠れてるやつがそれだ)
あと、これは俺だけだと思うんだけど、この酒は開けてからの変化がちょっと早いので、
ヒネ酒喜んじゃう俺には面白い変化があるんじゃないかと期待してたりする。
【2012/01/25追記】
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20120125/1327451823