あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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一本義 慕古 純米:ハードパンチャーな好敵手が必要


一本義久保本店の平成12年物の古酒ですな。
レギュラーは飲んだ事ないので知らない。


古酒は基本的にどれも人にはオススメしないんだけど、
これは古酒好きの中でも結構好みが分かれそうな気がする。
とは言え、枯れ系ではないから、逆に古酒嫌いでも「これは飲める」という人も居るかも。
俺にとっては、旨いけど扱いがちょっと難しいって感じで評価しかねているが、
ワイフは「古酒の中では上位」とのこと。
また「王道系のじゃなくて、ちょっとはずれ気味の何か」とか。



そのワイフ曰く「酒を入れすぎたウイスキーボンボン」とな。言いえて妙ですな。
カラメルとかチョコレート系のビターさを前面に出し、その裏で甘みと酸味が支えてる感じ。
昨日飲んだ『春乃峰』と違い、あとに残るようなキレの悪さがある(良い意味で)。
この辺がインパクトに直接つながってるんだろうかな〜?


前述した扱いの難しさってのは一言でいうなら『飯とのマッチング』なのだが、
食い物との相性がちょっとムズイ。
脂っ気の強い角煮とか、塩分強くて唐辛子入れすぎた麻婆豆腐とのマッチングは良かった。
とにかくこのような味の強いものと合わせて飲むとうまい。
ただ、そういうの毎日食ってる訳でもなく…。


単純にうまいかそうでないかで言えば確実にうまいと思うが、マッチメークが云々…。
でも、そういうの置いといてうまいよ。
そんで、常温よりもぬる燗のほうがうまい。
ていうか俺、古酒は何でも旨いって言ってるなー。


そういや、気付くと今週は古酒週間になってるが、その流れだと今日も古酒なのかな。