↓このエントリの続き。
このときはアテがチーズだったんだけど、チーズじゃなくて洋菓子だったらどうなんだろう?って思ってたところに友人のお使いで日本橋高島屋でお菓子代理購入イベントの報酬としてお菓子買っていただけたので洋酒には洋菓子ということで再びのテイスティングレポートでございま~す!ハハハ!
ちなみにその時のお使いエントリはこれな。
というわけで、ムーディーランプに照らされし高級洋菓子の勇姿をご覧ください。
この洋菓子はイタリアで活躍中のユミコサイムラさんっていうショコラティエがつくったもので、(日本には店舗がなくて)たまたま日本橋の高島屋に期間限定かなんかで扱ってるということで買ってきた次第です。
レビューの仕方は前回同様、この10種を順にー。
1. アプルヴァル ポモー・ド・ノルマンディ
1+.アプルヴァル XO
2.カモク フレンチ・カフェリキュール
3.ゴンザレス・ビアス ベルモット ラ・コパ
4.タンカレー マラッカジン
5.グラン・マルニエ キュベスペシャル
6.バロス コルヘイタ 1986
7.アルケミエ 辰巳蒸留所 アブサン Lot.2
8.フェルディナンズザール リースリング・リキュール
9.繧ア繝悶Λ繝シ繝繝サ繝ゥ繝サ繧ウ繝ウ繝偵�繝ュ
レビュアーは俺と俺のワイフ。
C:俺評
W:ワイフ評
ということでひとつよろしゅう。
1. アプルヴァル ポモー・ド・ノルマンディ
りんご果汁とカルヴァドスをブレンドしてオーク樽で18~24ヶ月熟成。
フォーティファイド・ワインの一種(ヴァン・ド・リクール) アルコール度数17度。
C:薬草感のあるあまみ、というか甘い。あまいあまいうまい。菓子食いながらでも衰えない甘さだが奥の複雑感が急にわかるようになる。
W:果実酒の感じする。甘くてー。美味しい。+
1+.アプルヴァル XO
同社の平均熟成年数18~24年原酒を使ったカルヴァドス。甘くないっす。参考までに。42度。
C:アルコール感ぐっと上がってこっちが好み。うまー!ただ、菓子が苦味を増やした感はある。食い物ないほうが良いかな。
W:甘みがなくてピリッとした感じ、樽っぽい感じある。口の中に広がって後味が気持ちE
2.カモク フレンチ・カフェリキュール
コーヒーリキュール。3年樽熟成。牛乳で割っても良し。40度。
C:割ることが前提のように思えるコーヒーリキュールなんだけど、割ると勿体無い感じありつつ割らないとエグ感出てるのが如何ともし難い。うまいけど。菓子とは甘い甘い甘い甘いになる。甘い耐性あるので問題ないが、合う合わないとかそういう感じじゃない。牛乳と交互に飲むと牛乳がうまい。これはなんか粘り気が出てくる。お菓子うまい。結局牛乳割りしたけどうまかった。
W:ふわっとコーヒーの香りがあってとろっとした甘みと後味にレーズンのような?何らかの果実感がある。要は美味しい。+
3.ゴンザレス・ビアス ベルモット ラ・コパ
オロロソとペドロヒメネスシェリーをベースに8種類のボタニカルを浸漬したベルモット。フレーバードワイン。15.5度。
C:駄コーラw 心なしか前より苦くなってるような?菓子の影響かな?やっぱ高級な駄菓子屋コーラです。炭酸抜きの。
W:あーおいし、なんだこれは。なんて表現したら良いかわからん。ドライフルーツの甘味と酸味がーちょうど良く混ざってるように感じる。おいしい。これ好き。酸味が深いドライフルーツを連想する。そうだアプリコットぽいんだ!最後の後味ドクターペッパーっぽいよね!
4.タンカレー マラッカジン
オールド・トム スタイルジン。お湯割りにするとほっこり甘いと思います。41.3度。
C:ジンだ~!すき。舌にも喉にもクるなこれ。菓子の影響をあまり感じないけど菓子に影響が出るな。ほぼ湯割りがあめゆのようなっていうか飴湯だこれ!菓子もウメェ!なんか、和ですよ。和。++
W:ジュニパーベリーの香がふわんふわんするけど舌にじんじんくる。湯割りは香が減って口の中に入れてふんわりする感じ。アルコールも気にならなくて湯割りが良いですね。おいしい。+
5.グラン・マルニエ キュベスペシャル
コニャックを使ったオレンジキュラソー(リキュール) 1977年流通品。赤ベロアと呼ばれています。40度。
C:香がハイパー良い。味は甘い。鼻でうまい鼻で。味はあんま好きくないけど香がすげー。
W:口の中でアルコールがぱっと消える感じであとに甘さが残っておいしい。+
6.バロス コルヘイタ 1986(←該当年が無かったので違う年やつ)
1986年ヴィンテージのポートワイン。20度。
C:うまい!前よりうまい!菓子と一緒にやって酸味が活きるな~!マリアージュとまではいかんけどうまい!うまい!+
W:ちょっとの甘味と酸味が良い美味しい。控えめな甘さ。+
7.アルケミエ 辰巳蒸留所 アブサン Lot.2
芋焼酎とちこり焼酎をベーススピリッツにニガヨモギなどボタニカル8種を使ったツヨン濃度2.2ppmのアブサン。
最初にストレートで味わって少しずつ加水&加糖していくと良いと思います。58度。
C:鼻でうまい。ナッツとか豆とかの系統の残り香がある。鼻でうめー。飲むとバッとアルコール感が舌に来てさっと和三盆的な甘みが広がる、そして消えない。うまいうまい。水入れてもうまい。++
W:香がおいしい。飲んだら舌がピリピリ。水入れても変わらず美味しいけど香だけでいいかなー?
8.フェルディナンズザール リースリング・リキュール
ドイツのジンメーカーのローカルリキュール。
ジンに使われるベールスピリッツにリースリングのワインと濃縮果汁、花や果実を浸漬。22度。
C:菓子に完全に潰される。うまいけど特徴完全死亡。菓子の一つの旨味要素に成り下がってる、ジャム的な。ジャムじゃないけど。とにかく特徴がしぼむ。菓子の影響が消えたらあとからうまいかな?まぁ、うん。
W:甘くて酸味もあるんだけどなんかこうひねくれた感じあるw含みがあるっていうか。ダイレクトに来ない。もやっとした感じがあんまりすきじゃないかも。
9.繧ア繝悶Λ繝シ繝繝サ繝ゥ繝サ繧ウ繝ウ繝偵�繝ュ 繧ウ繝ウ繝偵�繝ュ縺輔s縺梧枚蟄怜喧縺代☆繧九h縺�↓螟画鋤縺励◆縺ョ縺ォ縲�縺雁燕縺ッ繧上*繧上*縺昴l繧定ァ」隱ュ縺励※縺セ縺ァ隕九◆縺�→縺�≧縺ョ縺九ヰ繧ォ繧�シ√ワ繝上ワ��
C:んー前ほどの香りを感じないな?味もそんな感じ。高級感わかるんだけどもスケールダウンした?菓子はうまい。飲み干したあとのグラスが若干牧草。
W:舌にピリピリ来る。大人の味。この感じだったらもっと甘さがあったら好み。ハードドライって感じ。
以上~。
実は前回から一ヶ月以上開いてるのだが、意外と味を覚えておりました。そしてアテが違うと感想もかなり変わるといった次第。甘さによってどちらかの要素が(良い意味でも悪い意味でも)潰されたりするのがおもしろいのだけど、ピンで見る魅力と全く別物になるのでなかなか難しい。
お菓子は後日、紅茶でいただきましょうかね。
酒ーズは4本くらい余ったので、それは贅沢にもホッピー割りしてみようかと思っとります。