あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

2017夏!お盆の土日、18きっぷサマーツアートラベル旅行記(1日目):西脇市、加古川、京都


お初となる兵庫県西脇市に行ってきたレポがメインの旅行記でございますよ!
鬼のような写真枚数なので、帯域制限食らう覚悟で見てくださいませ!




というわけでスタート地点の小田原です。
時間あるので小田原散策いたします。

ムーンライトながらは東京始発なんだけど、小田急線で小田原まで行って日付が変わってからJR小田原駅で乗るってのをやったことなかったのでやってみた。差額はおよそ600円。ビール数本分はデカい。職場が新宿な俺としてはかなり価値がある。なんでいままでやらんかったのか?っつーと、それは単純にギリギリまで仕事だったからだ。
そんで00:30にながらが小田原駅に到着。
ながらに乗ってスヤー…暑っつ、全然クーラー効いてない。この前は寒かったのに、なんなん。



スヤー…
おや?なんかずっと停まってませんかね?ここどこ?静岡?
いま4時ですね。おかしいですね。明るくなってきましたよ?

なんで遅延してんの?全くアナウンスもないですが。
ネットで調べたら岐阜とかあっち側が豪雨で先行の貨物が動かんのやと。なんやそらファッキン!
結局、名古屋には3時間15分遅れての到着。マジか…

ここで車内放送。
「先発の新快速が大垣に先につきます。」ナヌー!?
ここでほとんどのキッパー大移動。
そして乗り換えた新快速が大垣着。
ここでキッパーまた大移動。


そして大垣から米原行きの列車待ってたらさっきのながらが来た。
オイゴラッ!乗り換えた意味ないやんけ!しかもながらの停車ホームと次の米原行きのホーム同じとこですよ?そのまま乗ってたながら民大勝利!ファック!ファックネス!
https://twitter.com/flywheel_JB001/status/898680073649176576
マジでこれw


予定はザックリとしか立ててなかったけど超狂いましたね。どうすっか。
とりあえず大阪方面行こう。
ここでたまたま知り合いが乗ってたので同じ車両に乗って暇潰す。ずっと立ちだったから助かったぜ…
知り合いは大阪で降りたので俺はそのまま加古川に行きますよ。加古川線に乗って西脇市に行くんや!


スー…
ヤベッ、乗り過ごして姫路まで行ってもうた!どうしよ?播但線に乗る?いや、別に行くとこねーし。
結局戻って加古川に行って加古川線に乗りました。
まぁ乗り過ごさなくても同じ時間の車両だったので結果オーライ!
加古川線にて目指すは西脇市駅



揺られることしばしで西脇市駅に到着!
駅前のようすをどうぞ。

なかなか期待できそうな感じですね。



西脇市っつーとアレなんすよ。昔、鍛冶屋線ってのが走ってまして、その跡があるとですよ。
俺的にこういうのキますね。
ここの分岐から始まりますよ。

おっ、線路跡!

思っきし昔線路がありました感がありますね。

廃線跡をなぞって走るのは楽しいっすな。
鍛冶屋線の終点はここからもっともっと先にあるんですけど、今回の目的は西脇市散策なので、廃線巡りはこの辺にしましょう。




西脇市
機織物の街とかでこういうノコギリ型の工場が結構な数ございます。

これらはかつての織物工場だったもので、今ではその役目を終え倉庫になっているところが多いらしい。こういう形できちんと残ってるのが西脇市を特徴づける要素になってていいな〜と思った。
下3枚は播州織工房館という播州織のアンテナショップなので入れるぞ!俺は時間無さ過ぎて寄れんかったけどな。



しかし街並みが良いですね。建築も良いし道がまた良い。
これまた西脇市の特徴を決定づけてる要素の1つですが、Y字路が結構多いです。

n字路&n差路属性を持ってる者としてはなかなかに興奮させられるというか。正直楽しいです。ビクンビクン
Y字路については横尾忠則の小説で紹介されたんかな?詳しくはここ見て。
http://www.nishiwaki-kanko.jp/note/nishiwaki05.html
http://wwwtb.mlit.go.jp/kobe/nishiwakimatiaruki.html



西脇市のサイン案件をどうぞ。

このゴミ捨て場のやつエエですね。これなら間違えようがない。



西脇市のとてもかっこいいオモチャのデパート てんぷる。

どういう需要があってかはしらんが、ショーウィンドウにはなぜかカーレンジャーのロボットだけが飾ってある。ウチに同じものがあるので笑った。



こちら薬と楽器が売られておるところですね。

ミュージシャンたるものドラッグをキメてこそ一人前とのアレでございましょうか。



とてもかっこいい西脇市消防団第1分団本部。

とてもかっこいい。



西脇市には良さげな銭湯もございました。

開店時間が16時からだったので入れなくて残念。



そのほか西脇市のまちなみを御覧ください。

なんと言いますか、観光地然としてないっぷりがまた私めのハツをくすぐりますね!



そして西脇市と言えば2つのマーケットも忘れてはいけませぬ。
寿マーケット(寿市場)と旭マーケット。
それでは寿マーケットから。

寿マーケットは木造アーケードですね。
店舗跡はあるけど営業はされていないもよう(たぶん)。
恐らく住宅で使われているのかな?廃マーケットはたいがい汚れてとっちらかってるのが多い中、ここはとても整然としててとても綺麗です。


ちなみに寿マーケットは検索してもロクに場所情報出てこないので興味ある人はこれみて。
その横にあるので。

ネットで調べても場所わからん時は、ちょっとの画像をヒントに場所を探すのでございますよ!




西脇市の2大マーケットのもうひとつ、旭マーケット。
これはすごい。すごく状態が良い。きれいな木造アーケードですな。
古い部分と新しくやり直したところ混在してますね。

旭マーケット、寿市場と同じく営業している店舗は恐らくないもよう。
一部住居として使われている程度っぽいですな。
しかし手入れが行き届いててものすごく整然としている。ゴミが落ちてないし、終わったマーケットとはいえ廃墟感ってあんま無いっすな。静謐です。

こっちは検索でフツーに出て来る。




しかしお腹すきましたね。なんにも食べてないで昼過ぎてますからね。
しかしあのcongiroさんに抜かりはございません。
昼飯はこちらと決めていたのでございます。
純喫茶のマンボ!

ピャー!素晴らしい。調度品とかももう現代では見かけないものが多く、この手の純喫茶は一種のアトリエ的な趣がございますね。
そしてこちらでトーストとミルクコーヒーなどをいただきました。
マンボのお母さん曰く、「昔は西脇も人が多かったから忙しかったんやけどね。今はこうして来てくれるお客さんと話したりして、ボケ防止でボチボチやってます。」とのこと。
いや〜、最高に堪能しました。ごちそうさまでした!



ここまで俺の西脇市探訪、パーフェクツ&マーベラス
なのですが2時間半の猶予だったのに明らかに時間が足りない…
というわけで西脇市を後にしますが、興味のある人は最低でも4〜5時間見といたほうが良いですね。ていうか宿泊した方がいいです。宿泊施設もいくらかはございますので。

(画像抜粋)



では隣駅の新西脇から戻りますよ。
新が付いてるけど新感ないこの長閑さ。

よきかな…よき。


車内




そして今度は加古川線の途中駅で降ります。
社町駅

この善意でのみ支えられている駅前駐車場。




途中、ドライブインあったので塩分と水分補給しましょう。

しかしこれはずいぶん渋いとこっすな。
プロドライバーの集まるところみたいな感じで良いですね。
congiro氏、おもむろにフライドポテトをご注文。最近よく食べます。




では次、三宅酒造。
こちら、hp上に熟成の文字があったので興味あったとです。
開いてなかったんですけど電話したら開けてくれました。

商品の詳細が分かる人が居なかったため相談することは出来ませんでしたが、四合瓶の純米原酒をご購入いたしました。




そして次は鶉野飛行場跡地。よく分からんけど戦争遺産らしいです。滑走路があるとか。

見に行ったらこんな感じでした。
大きな空き地みたいな感じで、その当時滑走路があったという面影はあまりございませぬ。防空壕もあったんですけど内覧は予約制とか。




そんで南下して、北条鉄道沿いに走りながらJR粟生駅を目指しますよ。

北条線乗りたい気持ちもあったけど、とにかく高いw しゃーないんだけどね。
前線乗りつぶしなら乗るけど、1〜2区間なら乗る気がしない。




粟生からは加古川に戻りますよ。
加古川でまた見たいものいくつかあったので行きます。



加古川日本毛織宅建築群(通称?:ニッケ社宅)

うむ。



もうひとつは銭湯の宝湯。やっと本日のお風呂でございます!

そしてこちらの銭湯ですが…え〜っと、俺史上、上位につけるスゴさです!
何がスゴいのかは行ってもらうしかないですけど、とにかくスゴい!これは気に入りましたね。
お湯も薪風呂にしては熱くもなく、柔らかいお湯がサイコーでした。
とにかくここはスゴいので行ったほうが良いよ!スゴい!
異様な雰囲気とだけ言っておきましょう。
あと、銭湯なのに妙に入浴料金安かったような???



そして寺家町(じけまち)の商店街を通って加古川駅へ。

しかしこの寺家町商店街、何ひもつ開いてませんね…
それでも加古川はなかなか見どころの多いとこでした。




さて、これからどうしましょうね。
京都…京都行くか。漫喫沢山あるし…
そのまえに某所に連絡しよう
「今日開いてる?」
「盆なので早閉めしましたけど来るならどうぞ!」
「行く!」
というわけで京都は鞍馬口です。
当ブログではお馴染みのパブリックドメイン(フリー素材)、鞍馬口のシェフチンコ(シェフチェンコではない)こと作石くんに京都案内してもらいました!そして藤原食品のナットゥーゾことフジワラさんも参加!

「この銀行は○○だけど貸し渋りがなんちゃら(略」
「ここはもやしつくってるとこです。野菜のもやしじゃなくて発酵の方の。このフジワラさんとはライバル関係に当たる人ですね。職業上、お互い深入りできないです。日本の発酵文化が終わります。」
などなど…作石くんのあまりに内輪受けな観光案内にcongiroさん大ハマリでございますw



そんでチャリ置いて若水で一杯だけ。

おいしいれすね。十字旭の大古酒です。
若水は京都にありながら京都の酒がひとつも無く、あるのは竹生島・十字旭・美波太平洋・丹沢山という実力派マニアック銘柄だけ!本人曰くお金大好きらしいので、たくさん使うと喜ばれます。
みなさんも行ってたくさん使いましょう!




では3人で飲みに行きましょう。
若水近くのGORDO DELGADO(ゴルド デルガド)。

http://beacon-kyoto.com/spot/S0000001311.html
ハムとかアヒージョとか美味いな。ワインも美味い。

こちらの店長もパブリックドメインらしいです。皆さん飲みに行きましょう!



こちらは元祖パブリックドメイン鞍馬口若水の作石くんです。

若水は京都にありながら京都の酒がひとつも無く、あるのは竹生島・十字旭・美波太平洋・丹沢山という実力派マニアック銘柄だけ!本人曰くお金大好きらしいので、たくさん使うと喜ばれます。
みなさんも行ってたくさん使いましょう!



〆はラーメンで。
作石くんがマニア向けと称するだけあってなかなか鮮烈な味わいでした。

チャーシューの奥底に潜むインドメタシン感!



いや〜、楽しゅうございました。
本日は思いがけず作石くんのところに泊めてもらいましたが、閉じきった寝床に猫入ってきて心臓止まりそうになりました。


つづく。