あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

WTC初夏の新潟メイン旅行記2016(4日目):角間温泉、渋温泉→小布施→青木村(全部長野県)


おはよう角間モーニング!
最終日、角間温泉の朝は早い。



本日我々が宿泊していた角間温泉とはこのようなところでございます。

写真が全て。
温泉郷というにはあまりにもこじんまりしておりますが、この一角だけ木造三階建て建築がひょっこり現れます。


トップ画像のようにバスは1日3本しか泊まりませぬ。

んでですよ、この角間温泉渋温泉からも2kmくらいと結構近くてですね。
なので、早めに起きて朝食までの空き時間に渋温泉に行ってみましょうということで。
楽しみですね!congiroさん渋温泉、初なんですよ!



ということで渋温泉なう!
むっちゃシブい!
一瞬、角間温泉選んだことを後悔。

しかし、一瞬後悔するも渋温泉のあまりの賑やかさに角間の静けさの方がやっぱ良いかなと…
そう自分を納得させる!うん!俺たちは角間キッズ!



渋温泉堪能したんで角間温泉に戻って風呂に入ります。
この旅館、風呂が3つ(+α)あるんですよね。

泉質自体はたぶん一緒と思うけど(俺には分からん)、それでもこじんまりした風呂が3つもあると嬉しい。コウモリ柄のタイルなんかなかなか珍しいし。
ちなみに、角間温泉は4つの旅館があって、どれかに泊まれば外に3箇所ある共同浴場にも自由に入ることが出来るのでございます。


時間になったので朝食タイム。

これは美味い!丁寧な味付けですね。いい仕事してますね〜!
友人曰く
「高い金出して良いもん食うより、3倍メシ食える程度の味付けのほうが実は嬉しいよな!」
せや!コメ最強!
写真のような日本昔ばなし盛りで3杯ずつ食った。
ごちそうさまです。


食い終わって旅館内探索

とにかくムチャ静かだし、旅情もあって良かった。


今日は長野スタートでエンドも長野なんだけど、タイトルに偽りあるじゃん?って思ったろ。
な?実は思ったろ?

だが、泊まってたとこの旅館名は越後屋なのです!
俺らは新潟の呪縛からは逃れられんのやで?
よってセーフや!




チェックアウトして小布施エリアへ向かいます。
ドメイヌソガ

友人は今日そのまま広島まで車で帰るため、俺が自動的に試飲係でございます。
俺はソガは何度か来てるけど、今回はとある対応スタッフがダメダメすぎた。糞対応。
ブランドを保つなら入れ替えたほうが良いな、アレは。
まず、口がタバコ臭い。
ありがとう・すいませんレベルの受け答えができてない。
最初に試飲したあと、二種類目も注文したんだが、「本来はそういう注文の仕方はよろしくないんですがね。一度に複数注文してちょっとずつ試して味が開くのを待つのが良いんですけどね」みたいな言い方しやがったね。
こういう事って最初から言うもんだよね。
ワイン知ってることが前提すか。
それ以外も言葉の端々から漂う偉そうオーラがいちいち癪に障るわけですが、人をいらつかせる物言いをすることの意味がわからない。
もちろん店側が客選んでも構わんけど、俺何も悪いことしてないよね。
あーゆーの見ると、他ワイン蔵がドメイヌソガに送り込んだ刺客なのだろうか?とか思っちゃうね。
そんで、ちょいちょい感想聞いてくるのがウザい。聞かれない限りほっとけ。スーパーの無料試飲じゃねーんだから。
でも肝心の味は悪くないです。というか、良いです。
ただ、同じ金額出すと海外の良いのが買えてしまうのですがね。
ここらへんは日本ワインの持つ弱点かもしれんけど、まぁワインの値段なんか気にしてる人のほうが少ないってのはあるんやろうと思うけどな。
看板には『私達はおごりや気取りのないホスピタリティーをもつブティックワイナリーです』ってあるけど、俺を対応したスタッフは真逆だったぞ。
場末ってならともかく、このようなところはどんなに品質が良かろうとホスピタリティ低いと良い評価は一切できませんな。ま、しばらくは買わんわ。
好きな蔵なだけに至極残念でございます。
何人か居るスタッフのうち、そういうのに当たってしまった俺の悲運である。
お前らが行く際は、できれば若いスタッフに対応してもらうと良いですよ。



その後は小布施の中心エリアへ。
ちなみに俺的には小布施ってそんな刺さるトコではないのだけど、でもなんで小布施選んだかって言うと、友人が小布施は来た事ないというのと、小布施がウケている事実を見てもらいたかったっちゅーのがあるわけでございます。

サラッと流すけど、まずはジェラート食った。冷たかったです。
そんで酒造2軒行った。
1軒は北信流の松葉屋本店、もう1軒はスクウェア・ワンの桝一市村酒造場。
この2軒は対比がすごいw
そして後者の方に友人が「高い、ダサい、美味しくなさそう。個人的に客を馬鹿にしてると思う。」と何故か大いに怒り猛っていた。
まぁたしかにぶちくそ高くて美味しくないんだけどさ。
「こんなもんフリーライドやんけ!」とも。
アッハイw


あと適当に。
そんでモンブラン朱雀食った。

うまいっちゃうまいが、量が多くて飽きる。
1/4くらいで600円位にして外食できるスタイルも併用しても良いのでは?と思った。
とにかく多いので、最後の方は練ったはったい粉みたいな感覚で食ってた。モニュモニュ
皿にカシスソースがちょっと掛かってるので、飽きたらそれつけながら食ってたけど、俺は割と即飽きたので、「カシスソースを最初からモンブランにぶっかけて欲しかったなー」って友人に言ったら「それ、真っ向からモンブラン否定しとるやん!?」って。
いや、美味しかったですよ?多すぎるんですよ!


なんといいますか、congiroさんはテキトーに写真撮ってもオシャレになってしまうような小布施みたいなところはあんまり得意ではないのだけど、観光地として見るならやはりよく出来てるなって思います。とりあえず、友人を連れてきた目的は果たせた。そして俺らの体力はゴッソリ減った。

こういうの見るとホッとする体質になってしまって申し訳ございません。




このあと、もう俺ら何処にも行くところ無くてですね。
温泉入るとどっと疲れるし、酒蔵もワイナリーも酒屋も行きたいところは全部日曜で休みだし。
T「休みなのわかってるけどこのワイナリーにちょっと行ってみようや」
俺「そうね」


というわけで青木村です。

のどか〜


んで、青木村に入るとすぐに『義民の郷あおき』って看板出ててね。
俺「義民ってなんやろ?ゴッゴル先生で調べるか…」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A9%E6%B0%91
ほ〜ん、なるへそ。


もうちょい見てみると、検索結果の下らへんに『義民そば』って文字が出てまして。
俺「なんや?義民そばってあるぞ!?何やこの店名?」
T「おっ!蕎麦喰いたい!」
俺「営業時間じゃないみたいだけど日曜だからやってると思うで?行ぐが?」
T「イグゥゥゥゥゥ!」
って行ってみたらやってました。


義民そばなう

ばあちゃんが一人でそばをこさえております。


店内。

う〜ん、素晴らしいロケーション。
のどかすぎる。


そしてそば。

これが美味しい!
ばあちゃんの人柄を表しているかのような優しい味わい。
食い終わったあと、ばあちゃんに店名の由来を聞いてみるとかなり良い話でございまして。
しかも見送りまでしてもらってね。総じてばあちゃんのホスピタリティに感動しました。
ソガは蕎麦食って反省しろ。
お前らにおかれましては、青木村にはなかなか用事とか無いと思うんですけどね、もし行くことあったら是非とも義民そばにお立ち寄り下さいませ。
以下、友人FBよりコピペ。
『ちなみに義民は一揆をした人達のことで、その後村八分にあったけど、その後名誉回復したそうな。そんな話って割と全国にあるんだろうけど、青木村の看板にも義民表記あったので、義民の中にその後権威を持った人がおるんかもしれん。』


しかし、この店に来れたのってすごい奇跡的なめぐり合わせだよな〜って思ったよ。
友人がワイナリー行きたいって言わなかったら青木村には来てないし、俺が義民を調べなかったらやはり来てないし、グーグルの位置情報からたまたま店名出てたから気づいただけだし、営業時間みたら閉まってるのにやってるという根拠の無い思い込みがあったし、二人の興味を惹く店名ってのもあったし、何もないとこにポツンと佇んでた店も俺ら向けだったし。
そういう巡り合わせから素晴らしい店を発見できるのって旅の醍醐味だよな〜!って思うわけです。
やはり店は食べログなんぞ見んで、直感のみで選ぶべしだと思った次第。



食い終わったのでワイナリー行ってみます。

閉まってました。はい、ありがとうございました。


しかし、素晴らしく景色がいい。

ぶどう畑も美しいですな。
閉まってたのは織り込み済みだけど、ワイナリーの外観と景色見れたんでよかった。



あとは粛々と解散の場所に向かうわけですが、途中で目を惹くまちなみと駅を見かけたので立ち寄り。
中塩田駅

上田が近いこともあって、ダーマルラッピング電車でございましたね。


駅近の一角。

うむ、イイ…
写真撮ってたら、やはり俺から止めどなく溢れ出る男の色香でしょうか?民家の奥様に声をかけられましてね。「そこの自転車屋さん、この前も写真に撮ってた方がいましたよ〜。ここはおばあちゃんが1人で頑張ってたんだけど〜(略」
ほ〜ん、しかし俺はその自転車屋の角に山口ベニーサイクル製のスーパーカーライト自転車のヘッドライトが転がってたのがものすごく気になりました。分かるやつだけ分かれ。



かくして、俺は最初の合流地点まで到達し、そこで友人と解散。

高速バスにて東京シティへと帰っていったのでした。


友人はそのまま広島まで運転して帰ったもよう。
そんで解散してすぐに中央自動車道で渋滞にハマったらしく大変そうでした。
俺も高速バスの中で渋滞にハマってツラかったな〜(スヤー


んで、家に帰ってすぐ寝りゃいいものを、ネットやってたらAM4時過ぎてた。
友人はAM6時ごろに広島についたそうです。ご苦労やなw



おわり。




【簡単な感想】
今回の旅行は3人で行ったわけだけど、自動的に役割分担がかなり出来てて良かったな〜
俺はざっくりとした計画立て。
友Wは時代背景からみてココはいけるだろ!みたいなのがアタリで(まき、沼垂、村上)
友Tはぼくうんてんしゅ!いや、だいたい「行くか?」聞いたらどんなにエクストリームでも「行く」言うのでどんどん話が進む。偶然の何かに遭遇する率が上がる。
これが1人だと、エクストリームは割りかし避けたりするのよね。
だって感覚共有できないとエクストリームは苦行なんだもの…
というわけで3人のカラーがケミストリーしてイノベーティブなオポチュニティがベネフィットしたみたいな感じですかね。なんだかよくわかりませんけども。


今回もとても楽しゅうございました。
次回はどこやろかね〜?