あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

福岡記


congiroさんの夏休みもそろそろ終わるので寂しい気持ちでいっぱいです。
なんで夏休みには終りがあるのや…



朝飯食った後、所用で九大病院へ。

大学病院はマキシマム時間かかるんで、居るだけで疲弊感が高まりますな。



しかしそんな疲れを吹き飛ばすべく、congiroさんのソウルフードであり心のパワーエサでもある『みやけ』うどんに行き栄養補給!

うむ、これやこれ!
どうでもいいけど、食べログでみやけうどん見たら現時点で3.53だったけど、点数がちょっとおかしいのではないか?魂評価は1万点くらいでいいけど、単純に味だけなら3.0くらいだろ。
まぁいいや。


と、ここでcongiroさんによる福岡うどんの解説をお前らにしてあげよう。
まず、うどんの歴史。
うどんは中国からまず福岡に渡ってきたらしい。(ホントかどうか知らん)
で、最初のうどんはすいとんに近いものだったのだとか。
そっから全国に色んな形で広まったとか。
俺も適当な文献とかで見ただけなんで、実際はどうなのか知らんのだけどな。
ただ、稲庭うどんで有名な秋田県の佐藤養助が曰く「うどん発祥の地・福岡の人々にも味わっていただきたい」とのことで東京以外には福岡に支店を置いとるわけですよ。まぁ、そういうことなんでたぶん発祥の地なんだろ。たぶんな。
で、特徴なんだが、やっぱすいとんっぽさを残しているというか。
写真でわかるだろうか?

全国でもトップレベルにフニャい。このレベルでフニャいのは伊勢うどんくらいだろう。
柔らかいのはたぶん博多っ子気質というか。在り方はラーメンと同じ理由と思うんだけどな。
福岡のラーメンは細くて固い、うどんはフニャフニャで歯が全部無くても多分食える。
なんでかって言うと、修羅の国は気が短いので店に入ったら即出せというスタンスなのでございます。
なので、ラーメンは茹で時間が短くて済む細麺がスタンダードとなった。
そしてうどんの場合は逆で、麺は一回茹でたやつを使う。客が来たらまたさっと茹でる。
一回茹でてるから麺の表面は荒れているし茹で置きなのでフニャっておるわけです。
それが博多うどんなんですけども、そんなもんだから、麺のコシで食わせるというよりも、フニャッて荒れた麺が汁を吸うので汁の味が結構重要なんでございます。そこら辺は讃岐との大きな違いと思っておる。讃岐はどっちかというと麺命って感じがするから、コシの強い麺に汁の味は乗りにくい。
だから讃岐出身でない俺は、香川行っても汁で食わせるうどんはほとんど食わない。醤油かぶっかけみたいな濃いめの汁で食ってる。
というわけで、congiroさんが推す讃岐うどんは基本的にしょうゆうどんが旨いとこだったりする。
これはスタンスの違いなんで、どこのうどんで育ったかで好みは結構違うだろうな。
まぁでも今はどの地域も特色あるうどん出てきてるんで、全てが一様ではないけど。
讃岐でも田村神社みたくほぼ福岡みたいな味あるし、福岡でも前述の『一回茹でたやつをまた茹でる』というのも別に共通ではなくて、今はむしろ一回茹でを食わせる店が増えてる。
いろいろあるんでございますよ、いろいろ。
ちなみにcongiroさんが美味いなぁと思っておる福岡のうどん屋は中央体育館横にある『琴平』です。名前こそ琴平だけど、別に讃岐うどんではない。インパクト系ではないので、そういうの求める人は食べログの高得点のところにでも行くといいと思う。
うどんの話は以上。



ほんで、そこから中洲川端まで歩く。
中洲って言うと、福岡きっての歓楽街なんだけど、川端っていうと中洲と川挟んで向かい側のところをだいたい指す。

んで、川端通商店街歩くんだけどね、いや〜、ここいら辺は変わりませんなぁ。
俺が歩いてても金を使いたいと思う店が殆ど無い。恐らく、一般の人はみんなそう思うんではなかろうか?とにかく仏壇仏具の店が多い。そして昔ながらの洋品店みたいなのが多い。
イマドキっぽい新しい店はそんなにない。
そうすると、普通だったらシャッター商店街になっててもおかしくないのですよ。
でもそんなこともなく人通りはかなり多い。
何故かというと、商店街の両端が大規模商圏。これが両端な。

そして川向かいは中洲、川端沿いはビジネス街というかなり恵まれた環境だからだったりする。よーわからんけどたぶんそう。


そんで、櫛田神社参拝。

『イイ』ことあるように11円のお賽銭。10円は『遠縁』だからな!1円足して『イイ』にしろよ!
ていうかもっと出せって話ですけどもw


川端通商店街櫛田神社出たとこにあるこのビルはなんか異国情緒があるな。

新しいところと古いところの混在ってのはエエもんです。


ほんで、大規模商圏のひとつ、キャナルシティへ。

いまジュラシック・パークの続編の宣伝兼ねて子供が水と弄れるアトラクション場になってたのでマイサンズを遊ばせる。


その後、天神行って市役所前の涼園地へ。
1stが既に飽きてたらしく、もう帰りたいということなので即帰った。


そんで、家でゴロゴロしてたら夕めし。
田むら(減圧麦)とアルパカワインの残り飲む。

夕飯後、ウトウトしてたら、1stが本気の号泣。
congiro姉やマイワイフと相撲取って一回も勝てなかったから泣いたらしい。
何事も本気にならない1stが本気でやって負けて泣いていた。
本気で何かをやるってのもほとんど見たこと無いけど、それでうまく行かずに泣いてるのは初めて見た。1stの初の挫折に父ちゃんにっこり。
これを機にいろんなことに本気になって欲しいところでございます。



なんか結構ベソってたので、外に連れ出し、バスでちょっと遠くまで行って、「カーチャンたちに内緒で焼き鳥食うか!」ってやきとり屋へ。

congiroさん、生ビールにご満悦。ビール美味い!
1stは枝豆とソーセージ焼きにニッコリ。


帰りはバスを使わず、2キロほど歩いて帰った。

唐人町商店街を歩きながら「父ちゃんが育った街だぞ〜」とおしえるも興味は無さそう。


というわけで、マイサンがご機嫌だったので父ちゃんもごきげんの一日でした。
というか、生ビールが最高に美味かったw
やっぱビールは外で飲まんとイカンよな!ハハハ!
生ビール最高や!


おわり。