あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

適当に大衆居酒屋とかを語ってみる

※画像と内容は無関係

東京やその他地方都市の一部だけかも知れんけど、大衆居酒屋が人気ですな。


◆「せんべろ」、「ひるべろ」を面白がる若者
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150120/276485/
◆今夜ももう一杯 〜酒場と日本人の新たな関係〜
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3615.html
さくらいよしえ きょうもセンベロ|酒屋の奥に謎の角打ち ― スポニチ Sponichi Annex 社会
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/02/11/kiji/K20150211009787690.html


俺らの上の世代、現在50歳位上?団塊世代くらいまでですかね?
その時代は何かしら上の世代からの継承があったわけですよ。
酒・タバコ・風俗・麻雀・ゴルフ…etc
俺ら世代はなんぞそういう恩恵(恩恵?)を受けておりませんのでわかりませんが。


その時代の人たちにはその時代にマッチした継承があったわけです。
それが自然だっただろうし、それが彼らの文化だった。
でも『上世代からの継承』ってシステムは現代ではそぐわなくなっちゃって、今では失われているor失われゆくものが多くあるわけっすわ。
とはいえ、面白いものはカタチを変えてでも残るし、新たな形で生まれ変わったりするわけです。
上の世代からは「あれは俺達の時代は当たり前にあったものだ!」とか思われるかもしれない。
だけど、現代は同じものでも楽しみ方が違っておるから、リバイバルというよりはリノベーションといったほうが適切なのかもしれませんな。


で、結局のところ現代は何が変わったのか?というと、明らかに、そこに居る自分を意識して楽しんでいるということでしょうかね。
それはというのも、行動や現象が言語化・見える化された結果じゃかなろうかと思うわけでございます。(※言語化・見える化は昔からあるけど現代のほうが顕著という意味で)


たとえばチョイ飲みとかセンベロとか昼ベロとかって最近聞く単語があるよね。
行動や現象が言語化したのに、いつしか言語そのものが先に来て意味を持つようになった。(それがあるから色んな業界は新しい言葉を作るわけですが)
また、吉田類(BSが見れないので実は一度も見たことがない)を始めとして、『酒のほそ道』や『深夜食堂』や『孤独のグルメ(酒出てこないけど)』のような、オッサンがどうでもいいところで酒飲んだりメシ食ったりする番組や漫画などが人気じゃん?
その他にもブロガーとかツイッタラーとかフェイスブッカーとか食べロガーだのの発信した情報は大なり小なり重宝されてるじゃん?
あれもまさしく言語化・見える化だよな。
楽しいと感じて綴った結果が一つの様式となって継承されてるんだよね。


言語化・見える化ってのは一種のマニュアルであるから、トレースがしやすいのですよ。
番組や漫画の主人公がたどった空間や行動を楽しむことの面白みがあるわけですよ。
自身をその寸劇の主人公や脇役にしたり、風景化させたりして楽しむわけです。
それとかツイッターとかフェイスブックとかブログとかメッセンジャー的なもので「どこそこに居て楽しんでる!」って今の人言うじゃん?(俺、オッサンだけど今の人にさせてくれw)
それもどこか劇場的な状態を楽しんでるんだと思うわけですよ。(俺は)
そしてそれを繰り返すと普遍化するというか、模倣ではない自然な行いとなって定着するようになるんじゃなかろうか、と。


いま大衆酒場に比較的若い世代が入ってきているのなら、それらメディアでの継承が花開いた結果だと思っとります。
『上世代からの継承』という伝達方法がほぼ失われた現代においては『言語化・見える化』こそが新しい伝達方法のカタチだよな。


ところでよ、現代ってホントに上世代からの継承とかほとんど無いわけ。
そもそも上の世代が面白がるものって、それ以降の世代はそのままでは全然面白いと思ってないからね。
まぁよく『○○離れ』とか、ことさら文化文化言われますが、その世代が面白く感じとらん証拠ですよ。
同じコンテンツだったとしても楽しみ方そのものが違うんよね。


とは言っても、良い物や面白いものが必ずしも残るわけではないからね。
娯楽や嗜好であろうとも、多くの場合、それを新しいフォーマットとして伝えていく仕組みがないと残らんし改良もされんのよ。
ほんで、現代は口伝継承世代のフェードアウトなタイミングなもんですから、そういったもので次世代の興味を惹く要素を持ったものは言語化・見える化されリノベーションされているんじゃないでしょうかね。



ん〜、目的もなく適当に書き始めたらオチも何も無くなってきたから適当に〆る。


大衆酒場では決して良い酒が飲まれているわけではないんだけど、そこで楽しめたんだったらどんなカスい酒も良い酒だよな!
上司の苦労話やお説教を聞かないでいい、純粋に楽しめる酒場って本当に楽しいよな!
俺に上司はいないけどな!
というわけでお前らもメニューにある『酒(一合)300円』を「まじぃ〜!」ってゲラゲラ笑いながら飲もうぜ!

おわり。


らしくもないエントリ書いたから疲れた。