あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

ホッピー飲みながら日本酒の季節商材のアイデアの無さを適当に語る

※画像と内容は無関係

犬ですら連れ込むというのに、お前らときたら…
まぁいいや。


昨日は飛行場から帰ってきてちょっと買い物して高速回転寿司に行って帰ってきたのよ。
猛暑日らしく家の中はドライサウナ状態。
運転手なのでスピン系寿司屋では飲めなかったから、帰ってから即パンイチになってシャリキンホッピーがぶ飲みですよ!


キンミヤ シャリキンの過去のレビューに関してはこれ。
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20130815/1376525730
この季節のホッピーに期待されている役割って何かって言うと、暑さを吹き飛ばすほどの冷たさ/爽快感と、一瞬でガボガボ飲める中枢を満たすような満足感なわけですよ。
だからホッピーにかぎらずビールでもいいんだけどね。


で、ホッピーね。
たぶんね、色んな酒飲んでる人はわかると思うよ。
特別美味いものでもないって。
でもなー、すっげー満足感があるんだよ。
ここではクラフトビールじゃないんだよ、ホッピーなんだよ。
むしろ爽快感と一瞬の満足感だけを得たい時にクラフトビールの美味さは邪魔なんだよ。
ってなわけでさ、場面に応じて欲するものって変わるわけですよ。


ギターウルフのニトロビールの話
http://ameblo.jp/guitarwolf-seiji/entry-10638144757.html
これは俺が見た中で最もビールの旨さが伝わってくる名文だ。
以前も貼ったけど、毎年夏に貼らなければな。



美味さが邪魔だと言ったクラフトビールもよ、クーラーの効いた室内やビル風の気持ちい空間でちょいとこじゃれたグラスなんかで味わって飲むともう最高!
焼酎だって冷凍庫に入れっぱなしの45%のハナタレをショットグラスでグイッってやった日にゃぁ、もう脳髄にクるような美味さですよ!
でも45%のハナタレなんざ量飲めねーからクールダウンになんかならんし、汗ダラダラですよ。
そしたらそっからクラッシュアイスで「水かよ!」ってくらい極限まで薄めた焼酎をガブ飲みよ!
いやー、もうたまらんね。
「ひょっとすると夏ってもんは、こいつらをウマくするために存在するんじゃないか?」って思うくらいによ。



さぁ、そこで出て来ますは我らが日本酒さんちの夏酒くん。
青い瓶した薄い共。


もー、全く役割が分からん!
いやさ、夏でも日本酒売りたいのは分かるのよ。
でも、アレじゃん?ただ季節商材として売りたいだけじゃん?
そこには何の定義も無いし、思い入れもないじゃん?あるの?


まぁ、季節商材だからそこそこは売れると思うのよ。
でもさ、やっぱそこそこでしかないのよ。
だからといって夏酒を売るなってことじゃないのさ。
もっと売れる施策をやれ!ってcongiroさんは思うわけですよ。
定義とか夏なりのシビれる飲みかたとか定義すれや!って思うわけよ。


誰か言ってやれよ。
「青くて薄いだけじゃん!」って。*1


じゃあよ、ガッツリと煮立たせるくらいに温度上げた日本酒と、同じくホットでスパイシーなカレーを提供する店、もしくはそういう飲みかたの提案があってもいいと思うんだよ。
メッチャ熱い日本酒と同じく熱い食べ物の提供って表立っては無いでしょ?
暑い時の冷たさは確かに正義であろうよ。
だけど、暑い時のアツさってのも反骨精神があっていいじゃないか!
そして、アツく出来る酒っつったらそりゃもう日本酒の独壇場だろ!


だからよ、俺が言いたいのは、夏→青・薄いっていう何の思い入れもないくせに、一点突破しようなんざおこがましいぜ!って思うわけよ。大したストライカーでもねーのにドリブルで中央突破すんなや!と。
熱くする専用の酒も出せや!
それをよ、南国イメージしたかのような赤いラベルで出せよ!
そして『夏のブルー&レッド』ってやれ!翼&岬で行けや!と。
相乗効果もあるから従来の夏酒にもちったぁ意味が出てくるやろ!
対義語の存在により定義の確立もちゃんと考えるようになるやろ?(後付であろうがOK)
そんで色んなとこに営業かけろ!
そのうえ酒クラスタ共に戦わせて激論させろ!上手くいきゃどっかメディアが取り上げるから。
な、季節商材もう一個増えるしエエことやろ?
それにな、俺みたくレッド側の方好きな奴もたくさんおるのや!
ま、そんなワケでして、御大系の酒蔵に於かれましては、レギュラーで構いませんので夏は赤ラベルでお願いしたく存じ上げます。


もうな〜、嗜好品の中でも日本酒なんてマニアックな存在なんだからよ〜、『それからの展開』をイメージさせるような施策があっても面白いと思うんよ。
定義付けもなく青い薄いっていう、ちょっとした小銭稼ぎの思いつき程度ではそのうち消費者が存在意義を疑うようになるぜ?
なぜそれを選ぶ必要があるのか?そこに楽しさはあるのか?それを提供していかないとよ。
だから単に反対してるだけじゃないんだよ。
やるならもっとやれ!もっと考えれ!って。



あのcongiroが、夏酒を大いに語る!
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20110906/1315270378
これは2011のエントリですけど、今読んでも考えが全く変わっていませんね。


えーっと、あと川鶴の讃岐くらうでぃはさっさとパウチにして凍らして出すといいと思いますよ。バカ売れしますよ。
夏の終わりに何言ってんだ!って話ですけどね。


おわり。

*1:もちろん違うのもあるが