あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超

酒と旅と散歩とか日々のブログです(毎日更新の毎日更新しないブログ)

KONISHI チーズとよく合うお酒(純米酒):一番うまいのは温度上げてからです


兵庫県伊丹市の小西酒造が造る日本酒ですな。


裏ラベル

チーズによく合うお酒と言いつつも、他にもいけるもよう。


さて、どんなもんでしょうかね?


アルコール度数が12〜13なので、比較的低め。
ピンで飲むと確かに度数の低さを感じる。
というか、ちょい加水感があるというか。
実は完成された15〜16度のやつがあってそれを薄めた…みたいな。
いや原酒でもなければだいたい加水してあるんだけど、こいつは単純に加水感があるってことだな。でも別にマイナスポイントとしてではなく、あえて薄めにしているって感じ。


味はグレープフルーツを思わせる酸味と渋み。
グレープフルーツ使ったお酒と言っても通じるかもしれない。
チーズには確かに合うかもしれないね。存在感MAXみたいな高級チーズには負けそうだけど。
一般的に思い浮かべるチーズならだいたい合う。
商品名的にはチーズに限定みたいになってるけど、チーズ限定じゃなく結構幅広くイケると思う。
とにかく洋風のものとかトマト系とか軽めの香辛料系はほぼイケる。
冷たい状態だとサッパリした感じでスイスイ飲めるね。
ピンで飲むには旨味が足りないものの、前提が食中だということ考えるとよく出来てる。


で、これね、ラベルにも公式にも書いてないんだけど、温度上げるとグワーっと膨らみます。
え?これはすごく美味いんじゃないの?
蔵的には冷たい状態での提供を考えてるだろうと思うけど、これ温度上げたほうが全然魅力増すよ。だいたい45度くらいかな。
強いチーズでも合うようになるし、強めの香辛料や濃いトマト料理にも合う。
それを推さないのはやっぱ気軽さを提唱している商品だからなのかもしれんけど。


ちなみにこの酒、安売りされてたから買いました。

この手の酒は、ターゲット以外の層はなんかきっかけがないと買わんのよね。
でも安売りのおかげで最初のきっかけが出来たわけで。
んで、飲んでみたら実に良かったと。
安かったから試しに買ったけど、これなら定価でも選択肢のひとつには間違いなく入る。
ただ、量が少ないのでそのへんがちょっと。


ところでこの酒の面白いところは、日本酒のイメージを排除しているとこかな。
ワインとか日本酒とかにある最初のイメージを意識させていない。
単純に『チーズとよく合うお酒』と書いてあるだけ。
あと、特にブランド名や商品名を全面に出してない。
『チーズとよく合うお酒』って商品名って感じの書き方じゃないし、ガワひん剥くとただの緑透明瓶だし。
これは結構面白いやり方と思いますな。
日本酒はだいたい日本酒であることを意識させるのだけど、こいつはあえて何かであることを意識させていない。
大手蔵なりの実験なのだろうか?味もそうだしマスを狙いつつも結構挑戦した感がある。
このシリーズは、もっと突き詰めるとなかなか面白い展開できそうな気がするな〜。


良い。これは良い。好きです。
もっと安いか多かったらもっと好きです。



では、congiroさんはこの酒をまた何度も買いますか?ってことだけど。
先日レビューした俺超お気に入りのCome è questo?の従姉妹分みたいなタイプだから、単純に値段と量に勝るそっち選ぶかな〜。
ま、俺はこの酒の主要ターゲットじゃないから、これでいいんだと思うけどね。
でも、大手の酒だから割りかし容易に入手できるだろうし、味も安定してるだろうから、状況次第ではまた何度でも手を伸ばすんじゃないかな?とも思います。


しかし、昨今はこういう感じの酒が増えてきててcongiroさんは喜びを隠せませんね。
よござんした。





【2014/02/05追記】
新しくもう一本開ける。
冷やしてない状態だと「え?ホントにチーズに合うの?」みたいな甘味をかなり感じた。
甘めのグレープフルーツみたいな。
何故か分からんが、今回は薄く感じない。加水した感じもみられない。


前回は口開け時は冷やしてちょっと飲んで、数日経ってまた冷たいのと燗で飲んだので、今回の飲み方と若干違うのだけど、数日で印象が変わる酒なのだろうか?もしくは俺の体調か?
また冷やして飲んでみるか。


でも、悪い印象は全然無いぞ。




【2014/02/24追記】
一応、酒の色など。

写真だと分かりづらいけど、やや黄みがかっている感じ。


検証するためにしばらく(2〜3週間)開栓後放置をしてみた。
すると最初に書いた時と同じ印象。
小瓶2本しか飲んでないのでブレがあったりするとわからんのだけど。


まず、開けたてはそこそこ味の濃さを感じる。
んで、開封後2週間くらい放置すると味がやや抜けて、ビミョーに渋くなるんだけど、俺はその状態のほうが好き。
ワインにベクトル向けてた酒としたらそっちのほうが近い気がする。
開けたては甘酸っぱさがやや上なので、どちらかと言えばジュース感がある。
どっちが良いというよりは単純に好みだろうな。美味い不味いじゃない。どっちも美味い。
しかし、開けてすぐ全部飲んじゃうくらいの量しか入ってないし、この酒を放置する人いないだろうけどな。


これは俺個人の意見としては、量が少なすぎるのでもっと多くしてほしい。
720mlで1000円切ると嬉しい。
これは俺は相当好きだぞ。
素晴らしいです。


俺が最近確信しとるのは、大手の低アルは相当なレベルにあって、その中でもこれは上位につけるってことだな。
何が良いって、これやっぱ酒なんだよね。酒飲んだ時の満足感があるんだよ。