あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

夏休み18きっぷ旅行(後編):富山⇒高山⇒多治見⇒中津川⇒東京


いつもの友人と、18きっぷで旅行してきた記の後編な。


2日目!
朝5時起床!


富山駅から高山本線に乗り込む!


早速朝飯。

昨日買った酒はえらくビリビリくる。ハッハー!目が覚めるぜ!


猪谷駅で乗り換え。

しばし揺られる。


んで、高山到着。

散策!酒蔵!買い物!朝市!
以上!


なんとも言葉にならんが、高山をあとに。
ちなみに、一番下のスーパー良いよ。古い町並みの近くにあって、地の物たくさん売ってる。


高山本線を南下して、美濃太田方面へ。
途中の下呂駅。

ホームに温泉が湧き出る足湯ならぬ手湯がある。
結構熱い。



ということで、その間に昼飯!
スーパーで買った朴葉すし!

酒も買ったけど写真撮ってなかったな。
俺の好きな川尻酒造ってとこの古酒ですな。
しかし、この朴葉すしはいわゆるちらし寿司なんだけど、妙にうまいな。
酒も古酒特有の円みと、原酒+アル添でインパクト強めの設計。いいですな。いいっす。
うむ、たまらん。


美濃太田に到着し、多治見行きの電車へ。
んで、ここで一旦友人と解散。
友人は高蔵寺へ向かい、俺は多治見を目指す。


俺、多治見着。
前々から行きたかった土日しか開いてない骨董屋さんがあってね。


行ったー!
Close!

オーファーーーーック!


電話したら、何かの展示会に出てるから休みなんだって。ノー!
しかしね、俺、この多治見を気に入ってしまいましたよ。

ここいらは骨董とか陶器を扱う店が立ち並んでるんだけど、俺の好きな感じでね。


ついでに友人から教えてもらったうどん屋?も休み。

ファーック


駅に戻る途中に見つけた酒屋に立ち寄り一本購入。

この酒屋いいですな。
銘柄こそ三千盛と緑川だけの扱いみたいだけど、なんか熱いものを感じる。


この商店街も良い感じだ。

今度はじっくり時間取って来てみよう。


友人より連絡があり、先に中津川に向かっているとのこと。
多治見から中津川方面へ移動。

これは多治見の横の駅の瑞浪駅かな?
ここも俺の興味を惹く感じに見えたから今度行ってみよう。



中津川着。初めて降り立った。
何も無ければ中津川で降りることは無かったんだけど、中央本線で東京に向かう場合、だいたい中津川で足止めを食らうわけです。
中津川から塩尻方面の電車は本数が少ないのでね。(2〜3時間に1本と思ってくれ)
んで、中津川から東京方面に鈍行で行く場合、17:00が最終。(日・祝の場合で他は知らん)


中津川で友人は待ってたんだけど、腰が痛いから歩きたくないとのことで一時解散の流れ。
ま、もっとも俺が行きたい先も酒屋とか酒蔵だから付き合わせるのも悪いしね。
「17時の最終にあと80分くらいあるから、腰痛いなら銭湯でも探して行ってれば?」
と、言うことで俺は酒屋を目指します。

初めての中津川だけど、これがなかなか良い感じの町ですな。


酒屋到着!

Close!オー!ファック!またかよ。
ていうか、日曜やってると思ってた俺がダメなんだがな。


しかし、運良く店の人が外に居て、店開けてもらいました。ラッキー!
こんな感じの店です。
http://nakasendo-ohga.com/
商品力がスゲー!
レア焼酎は定価で量り売りしていた。
プレミア価格で売りたくは無いとは思っても、定価で置くとハイエナにやられるからな。
そういう商品を定価で売りたい酒屋としては、このやりかたが正解のひとつだね。


一本購入して店をあとに。
開けてくれてありがとうございました。



で、歩いてて分かったけど、ここいら中山道69次の中津川宿とかある地域だったのね。

何かこうして歩いてると思うんだけど、もっと歴史勉強してればもっと楽しかったんだろうなーとよく思うよ。
いまから歴史知ろうと思ったらどんな本読めばいいのかね?えらい人教えてプリーズ!


んで、少し歩いたところの酒蔵へ。

蔵の人出てきたが無言。
何かしらんが緊張感が。
うむ、何も買わず。



酒蔵出たところで、変な外国人に話しかけられる。
ちょっと喋ったけど、話が一切かみ合わない。
なんだろうか?中津川で名物の人なのだろうか?観光客には見えなかったけど。


んで、駅に戻るよ。

残り時間あと25分。


友人に連絡。
電話出ず。
ん〜、何しとんじゃ。


ま、あと20分あるしな。


食料でも仕入れるかな〜。
でも、いま戻ってこられたら入れ違いになるのもめんどいな。


おーい、電話かLINE出ろー!


…。


あと15分ですが。


腰痛いとか言ってたから、どっかで休憩したまま寝てしまったとか?
やべーな!電話かけまくるぜ!


…。


高山でもホームに居たから、ホームに居るかも?
ホーム見渡すも、友人おらず。


電話電話!


…。


おい!




ガチャ

やっと出た!
「いまどこ?」


「ん?山の方に居るよ」
「えっ!?最終17時って言ったじゃん。」
「?19時って言わなかった?」
「言ってないよ!」
「どうすればいいの?」
「とりあえず戻ってきて!戻ってこれる?」
「時間あとどれくらい?」
「あと10分」
「無理無理!4キロくらい先だよ!」(たぶん大げさ)
「えー!」
「えー!」



「まぁいいや、とりあえず戻ってきてよ。」
「ハァハァ(息切れ)」
「もう無理だから走んなくてもいいよ。」
「ハァハァ」
「いや、良いって。これからどうするか考えよう。一旦切るよ。」
「ハァハァ」ブツッ



ウガー!
ロッカーに荷物入れたままだし、鍵は友人だし、先には行けねー!


もういいや、どうやって東京に戻るか考えよう…。
これが18きっぷの宿命よ。


ていうか、中津川でこの時間だと、どういう手段でも絶対今日中には帰れないんじゃないの?



電話。
「まだ間に合う?」
「いまどこ?」
「駅まで50mくらい。バスに乗ってる。」
「あと2分無い。まぁいいや、一応頑張ってみよう。」
「分かった」


あのバスか…。しかし、えらくタイミングよくバス乗れたな。


あ、バス停じゃないところでバス止まった。
お、出てきた。お、走ってる走ってる。


「ハァハァ…ロッカーの鍵」
「いいよ、俺荷物全部取るから先行って!」
「分かった」


カチャ
「荷物ちょっと持つよ」
「わかった、これだけでいいから先行って!」


ヌアー!ダッシュ
やべー17:00!になってる!


札駅員は俺の姿覚えているらしく(何度も行き来したからな)、俺の姿見てスルー。
助かるぜ!


ホームは階段登った向かい!ギャー!
ていうか、先に行った友人、俺に追い越される。


階段下りた!
電車ドア閉まってますやん!


車掌が俺見て
「乗る?」
「乗ります!」


ガー!


「やった!早く来てよ!」


「ハァーハァー」


やった!乗れた!車掌さんありがとう!
階段走ってる俺らを見て少々待ってくれた模様。



ドア閉まりまーす。


友人、車内で死亡確認!


「ハァハァハァ、こんなに走ったの10年振りだよ〜」
「よかったじゃん、運動になって。この前の逆パターンの成功例じゃん。


「ハハハ!」
「ハハハ!」



ま、俺もそうだけど、この友人も時間にはルーズなのよ。
いや違うな。俺は時間ギリギリまで使って間に合わないケースが多々。詰め込みすぎの悪例。
友人は自分で調べないし確認をほとんどしない。
いつも彼と旅行してるんだけど、よくこういう2人で成り立つもんだな。


ま、そんな感じでね。
結局、メシも食えずに帰京しましたよ。
俺は「トラブルはスパイス」だと思っとりますが、この友人と旅行するとスパイスメインの料理になることが多いです。
でも楽しかったぜ。


しかし、東海道本線は精神的肉体的に死ねるけど、中央本線はインフラ的に死ねるなー。
金銭の余裕が無いわけじゃないし、帰りはもう18きっぷ使わんで帰る方法考えたほうがいいな。



おわり。