あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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宮之鶴(泡盛):じんわりと中に包み込む上質なサイレント泡盛


沖縄県石垣市の仲間酒造所が造る泡盛ですな。
一升瓶は包装紙に包まれております。


紙を剥がすとこんな感じ。


それよりこのラベルの鶴見てくれ。遠目で見るとわからなかったんだけど…。

鶴の絵を使ってる商品やサービスってのは、割と華麗な羽ばたきの表現だったり、神の使い的表現をすることが常なんだけど、このラベルの鶴は「え?ウチらただの鳥ですけど?」と言わんばかりの表情と仕草。フキダシでもつけてセリフ入れしたくなりますな。
congiroさん、こういうのに弱いのです。大好物です。


えーっと、ゴホン。
では、本文。


これはいいな!うまい!
泡盛の持つ特徴をいかんなく発揮しとる。
なんかこう、泡盛の持つ特徴を全部持ちながらも、独特の味わいをもって、それでいて主張が激しくなくて、ピン飲みでも食中でも場を選ばずいける。
俺の飲む泡盛は結構、爆発力のあるものが多いんだけど、これは爆発力というより内包力というのだろうか、包み込むような感じの旨さだね。
一点突破な味わいと言うよりは、パラメータ的に全振りというか。(分かりづらいなら無視で)


ストレートも水割りも旨い!



焼酎・泡盛好きの中には『前割り』といって、数日前に割ってまろやかになった味を楽しむというのがあるんだけど、俺はこの泡盛に関しては「水で適当に割って即飲め!」と言いたい。


泡盛にも色々あって、まろやかさだけではない魅力を持ったやつがあるわけですよ。
そういう泡盛はご丁寧に数日前割りとかするよりも、比率も適当で割ったそばから飲め!と言いたいわけですわ。
何が面白いかって、混ざりきってない状態だと、濃い箇所と濃くない箇所があるわけですよ。
で、濃い箇所と薄い箇所でそれぞれ魅力があってね。
この泡盛はそういう楽しみ方が良い感じがするのよね。
俺はこういう混ざり具合がマーブル状になってるやつが結構好きで、んでそれにジャストな酒はとても好みなんだよね。
そしてこの泡盛がまさにそれが似合うバランスの崩れなさなんだよ。
ま、俺がやってるだけのことだからお前らは好きにすればいいけどよ。



味に特徴はあるけど、食い物はまったく選ばない。(マッチングしやすいものはあるだろうけど)
それでいて食中でもピンでもいけるし、なにより飲む喜びがある。これはええよ!
とにかく、この季節にぬるい水で割って飲むと、かなりいい。


こういうのをウチワ片手に好きな曲でも聴きながらだらだら飲んでると、強烈な夏感があってとてもいいのです。
これはリピート確定だな。