あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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寒竹 吟醸 無ろ過 生貯蔵原酒:あんまり無濾過っぽさはなくて繊細な感じ


長野県は佐久市の社戸塚酒造店が造る日本酒ですな。
もらい物でございます。



ラベルは表裏とかではなく、一週巻きなので少しずつ。

『はつたれ』とは、焼酎で言うところの『ハナタレ』と同じような意味でしょうな。
要するに『あらばしり』のことですな。絞って出てくる最初のほうね。
日本酒では『はつたれ』ってあんまり言わないよね。言葉的にはわかりやすいけど。


こんな感じ。

味、味ね。
口開けすぐはそんなに印象もなく、無ろ過と書いてあるのに何故か濾過を感じる味だった。
しばし氷温庫で寝かせているうちにゆーっくり伸びたかな?
甘みと渋さ酸味はあるけどそれほどでも無く、ビミョーな味わいを楽しむ酒のような、そんな繊細な感じがする。
後口はアルコールの強さを感じるね。
常温も燗もやったけど、氷温庫で-5度くらいになった状態が美味いと思います。


最近の日本酒は鮮烈な印象のものが多い中で、これはそういうこともなく、薄っすらした感じですな。
好き嫌いは置いといて、こういう酒はどういうシチュエーションで飲むのがベターなのか?
日常食に合わせるには上品だし、ちょっと高い店で飲む酒なのかもしれんな。
うーん。


ちなみに、俺は寒竹結構飲んでるけど、普通酒が一番好みですな。
ま、ここの酒は元々地元向けの蔵なのよね。
都内でも売ってる店、一軒しか見たことないしな。