あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

マニアだらけの日本酒世界

※画像と内容は無関係

とある人がこうつぶやいた。


”飲む人より店が増えてる感が否めない日本酒の店”


この人がどう思ってそうつぶやいたのかは分らない。
ただ単純にそう思っただけかもしれない。
だけど、俺はこのつぶやきを見て、自分なりに何か感じるところがあった。


俺は自身を日本酒マニアだと思っている。
どれぐらいの数値とかレベルとか、そういうのは良く分らんが、マニアの一種だろう。
そして、俺とはまた違った形の日本酒マニアもたくさん居る。
(中にはマニアと呼ばれるのが嫌いな人も居ようが、便宜上『マニア』とする)


んでさ、マニアっていろいろなタイプがいるのね。
趣味が高じすぎて蔵人になってしまう人や、酒の良さを伝えたいと酒屋になる人や、酒と料理を楽しんでもらおうと料理人になる人、蔵を巡りまくる人、飲み屋に行きまくる人、はたまた俺のようにコレクターになる人も居る。


で、現代社会はマニアを増幅させやすい環境が出来ている。
ネットで簡単につながるから意識の伝播がしやすく、お互いに何らかの影響を受けやすい。
かつては(いろんな意味で)『ただしき消費者』だったのが、(清濁含め)『かしこき消費者』となった。
そのかしこき消費者は、ただ単純な消費を由としなくなったのだ。
そしてかしこき消費者は、さらにその先を求めてマニア度を深め、何かしらの伝達者となっていく(?)。


そうやって昔に比べマニア比率が上がっている昨今、消費側も提供側もマニアックなのが増える。
というか、増えすぎているんじゃないかと思うくらい。
消費者はマニアックなものを求め、提供側はますますマニアックになり。
まぁ、そういうことが連鎖すると当然、ついていけなくなる人が出てくるわけですよ。
酒の楽しさを知る前に自ら首を絞めてるのかな?って思ったりする。
まぁ、俺はその辺の未来についてはよく分らんけどな。


日本酒を難しくしてしまうと日本酒の楽しさを一般に伝えることは出来ないだろう。
日本酒の知識・理解・解釈を深めることと、日本酒の良さを伝えることは別のことだろう。


何が言いたいわけでもないし、己のための自戒エントリってワケでもないよ。
ただまとまりもなく思った事を言ってみただけね。


でもアレよ。
行きつくところまで行くのが良いと俺は思ってるから、それはそれでね。
とりあえず俺は、自分の好きなように生きております。


おわり。