あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

じざけ考


えーとですね、日本酒ってよく『地酒』だとか言われるじゃん?
で、俺はよく「地酒って地元で消費されるものだから、その意味じゃ上撰あたりが地酒って言うんじゃないの」とか思ってたり言ったりするわけですよ。
んでさ、じゃあ、都心部に進出してておきながら地元で消費されない(そもそも売ってない)酒は何?それは地酒って言うの?とか思ったり言ったりするんだけど。
まぁ、そういうこと言っといて俺は実のトコなんにも考えてなかったりするのよ。


正直言って造ってる方もそんな事考えてないと思います。
地酒。


たぶん、造り手としては本気か建前かはともかく、地元の食に合わせて欲しいって言ってるかもしれない。
だがしかし、だがしかし。
地元の食、地産地消な地域ってほとんど無いんじゃないの?
普通にハンバーグとかカレーとか食うよね?
調味料はたぶん大手の使ってるとこが多いよね。
材料から調味料まで完全な地元とかってなかなか有り得んよね?
だから、建前上そうは言いつつも、そんなお固いことは思ってないだろう。
もちろん、その土地に遊びに行けば、「地酒は地元で飲むのが一番だ〜!飲め飲め〜!」って言ってくれて、「そうそう、そうなんです!地元の食と酒おいしいです!」となるけどさ。それは気分を楽しむという付加価値部分であってね。


せいぜい、水が地下水だったりすれば、その地域の食と酒の味がリンクするアレ的ななにかはあるやもしれん。ま、その程度でしょう。
それにアレだ、酒自体も蔵由来の酵母とかでもなきゃ完全に地酒かってこたぁ言えるんだか言えないんだが分からんし。
更に、その土地の食べ物とその土地の酒が完全にマッチするかは誰にも分からんのよね。
科学的に証明されてるわけでもなし、ただの気分ですよ。たぶんな。たぶん。


そもそも食べてる俺らが地元人じゃないでしょ。
地元舌を持ってないし、地元の文化や生活知らんし。
地元の酒を飲むという事にかけては、地元の人間の感覚には多分なれないのよ。
所詮は部外者としての感覚しかないの。
だからね、ほんとは日本酒はそんなお堅い飲みもんじゃなくて、「エエから飲め飲め〜!」みたいな大らかなもんだと思っとるのよ。


だからね、何が言いたいかって言うと。
「地酒は地元のものだ」とか言ったり言われたりもするけど。
とりあえず飲め〜!好きに飲め〜!
ってことだよ。


その結果思ったことが全てだよ。
何も考えずに飲んでもいいし、いろいろ考えて飲んでもいいし、感じたり感じなかったりすればええんじゃねーの。


何のエントリかさっぱりわからんけど、まぁいいか。
おわり。