あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

さて、俺の目と肌で感じた限りの現状から超テキトーに日本酒の未来を語ってみる

※画像と内容は無関係だぞ

日本酒の消費量は、数字だけ見ると年々下がっております。


だけど、こだわりのある酒屋と話をすると焼酎はリーマンショックあたりくらいから下落してるけど、日本酒はちょっと上がってる気がせんでもない(ただし、一部の日本酒に限る)とのこと。


えー、常々日本酒は危機だの斜陽だの終了だの言っとる私ですが、その私でさえも日本酒はちょっと盛り上がっているという雰囲気を感じなくはないです。


ま、完全に局地的ですが。


ん〜、焼酎がブームになった際はどうやってブームになったでしょうか?
それと同じ状況(の兆し)が日本酒にもちょっと来ているような気がします。本当に局地的ですが。


全体の総量は下落しているのに盛り上がるとはどういうことか?
つまり、一部の特定銘柄を中心とした日本酒がブームになりつつあるということ。
中価格帯以上の酒にハマる人が結構出てきたけど、低価格帯の酒は離れている。
そういう状況とでも申しますかね。
もちろん、俺の立ち位置からそう感じる事なので、他の人にどう見えてるかは分からないですが。


果たしてこれがちょっとしたムーブメントになるかどうかは分からないのでなんとも言えんですが、もしこれが一時的にでもブームになれば、結果として淘汰される蔵は増えるでしょうし、こだわり蔵もブームが終了するといくつかは潰れると思います。


なんでブームになって潰れるのかって?
ブームに乗れない蔵もあるでしょうし、乗ったと思ったけど話題にされなかったという蔵も出てくるでしょう。
そうすると、一部の人気銘柄がさらに人気になり品薄になるだけで、同じような質の酒を造っている蔵であっても話題にならなければ潰れるでしょう。
みんなが飲みたい酒は美味しい酒ではなくてみんなが飲んでる酒を飲みたいだけなのです。
日本酒を盛り上げたいと思う人はどうしても銘柄から言わざるを得ない状況があり、フォロアーはどうしてもそこにしか目が行きません。それは当たり前です。多くの人は話題に乗りたいのであって、そのものを理解したいというものではありません。それ自体は善も悪もなければ是も非もございません。
そして、ブームが終了すると引き際を誤った蔵とか、他分野に手を出して失敗した蔵などが潰れます。


では果たして、これは悪い事なのか?


私は悪いこととは思いません。
伝統ある蔵のいくつかは潰れるでしょうが、いくつかの新しい息吹があるかと思います。
それが次世代への革命期を担う可能性のある蔵になるんではないかと思ったりせんでもないです。
というか、新しい流れが生まれるときには自然とそうなるかと思います。




ではそうなってからの日本酒に未来があるか?と問われたら、素直に


NO


と答えます。



ま、俺が考えるいくつかある日本酒の未来像のひとつでしかないけどな。