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安い日本酒はまずいのか?青ラベル編

【シリーズまとめリンク】
前編
中編1|中編2|中編3|中編4|中編5
紙パック編|赤ラベル編|青ラベル編(←現在見てるのはこれ)|その他編|特別編
総まとめ


久々のこの企画。
今回は青ラベルチームの登場だーッ!


青ラベル4種を比較しマウス。
例によって採点のルールについては紙パック編参照のこと。
あと、ヒヤ(常温)と燗での評価な。



それでは、ファイッ!



ワンカップ大関

ヒヤ⇒あまっ。フルーティーな面もやや見せつつ、後半から舌に張り付くような薄苦さが。
燗⇒注射の匂いですな。ヒヤと大幅な変化は見せないが、長所が若干削れる。ヒヤ向きか。
★★★★★☆☆☆☆☆



沢の鶴 丹頂 1.5カップ

ヒヤ⇒うっす!スゲー薄さで逆に万人向け!色々添加されてるけど何も感じない薄さ!
燗⇒これは…っ!お湯です!笑える。
★★★★★☆☆☆☆☆



月桂冠 上撰

ヒヤ⇒惜しいな。もうちょっと酸味があれば良いバランスな気がするんだけど。
燗⇒燗でちと伸びる。惜しいレベルからの脱却は出来てないものの、有りのレベル。甘め。
★★★★★★☆☆☆☆



日本盛300

ヒヤ⇒うすー!沢の鶴に次いで薄い。若干甘め。
燗⇒これもお湯になるかと思ったが、隠れていた味がひょっこり顔を出し酒らしく。燗向き。
★★★★★☆☆☆☆☆




◆青ラベル編:総評
何といっても沢の鶴です。もはやお湯レベルで味が無い。
ちょっと言い過ぎたかもだけど、普通に酒を飲んだ後のお猪口にお湯入れた感じの味。
「水みたいに飲める酒」の別解釈っていうのか、ある意味で革命的な酒だった。
日本盛もそうなんだけど、やはりこれも薄かった。他の2つも総じて薄め。
青ラベルは赤ラベルのやつらより薄く感じたが、そういうテーマがあるのだろうか?
たまたまなのかもしれないけど。
でかいカップのヤツはアルコール度も抑え目なので、そういう影響もあるのだろう。
十数年前に飲んでゲロ不味いと感じた大関は品質改良されているようでした。
昔よりは全然飲める品質になってて、いろんな表情を見せるちょっと面白い酒に。薄いけど。


カップ酒シリーズを半分以上飲みほして思ったことだが。
ここまでいろいろカップ酒飲んでて総じて薄めなわけですよ。
で、一般的にはこれらの酒って売れている部類ですよ。
そんで、ここら大手ってのはそこそこマーケティングもやってると思うわけでさ。
「ひょっとすると、普通の人は酒にそこまで味を求めていないのでは?」って。
どうなんだろうかね?




さて、ここまでの時点での相対評価です。
必ずどれかに0点をつけ、必ずどれかに10点をつけるルールな。


下野国 鬼ごろし
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
黄桜 呑
★★★★★★★★★★
白淡麗
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
大関 のものも
★★★★☆☆☆☆☆☆
白鶴 まる
★★★★★★☆☆☆☆
月桂冠
★★★★★★★★★★
白鹿 鹿
★★★★★★☆☆☆☆
鷹正宗 トップテン
★★★★★☆☆☆☆☆
ワンカップ大関
★★★★★☆☆☆☆☆
沢の鶴 丹頂 1.5カップ
★★★★★☆☆☆☆☆
月桂冠 上撰
★★★★★★★☆☆☆
日本盛300
★★★★★☆☆☆☆☆


今回の青ラベルチームは5〜6点の範囲だったので、相対的にも大幅な変化はありませんな。